sn2057学校法人 角川ドワンゴ学園 N高等学校および、S高等学校(同S高)と、茨城県立水海道第二高等学校の生徒が合同で考案した“e-SPORTSメシ”が、関東圏内のローソンで販売されます。商品化が決定した優秀企画として『カツオピタパン』や『ぱくぱくプロテインど~なつ』のほか、その他受賞作品などが紹介されています。

以下、プレスリリースより。
 
■ローソンで今春販売される『e-SPORTSメシ』が決定!
 
e-SPORTSメシ開発プロジェクト

 学校法人 角川ドワンゴ学園 N高等学校および、S高等学校(同S高)と、茨城県立水海道第二高等学校の生徒が合同で考案した“e-SPORTSメシ”が、関東圏内のローソンで販売されます。
 
 このプロジェクトは、株式会社ローソンとN/S高が、茨城県教育委員会、プロeスポーツゲーミングチーム「FAV gaming」の協力のもと、「eスポーツの世界で活躍するプレイヤーをサポートする食品を企画・開発する」ことを目的に、N/S高が提供する課題解決型学習(PBL)「プロジェクトN」の授業の一環として2022年9月から取り組んできたものです。
 
 昨年12月16日に実施された両校の生徒による決勝プレゼンテーション大会では、株式会社ローソン 商品本部 関東商品部長の友永伸宏氏、プロeスポーツゲーミングチーム「FAV gaming」VALORANT部門でプロeスポーツプレイヤーとして活躍するPhantom氏、学校法人角川ドワンゴ学園理事の夏野剛の3名を審査員に迎えて、販売する観点などを基準に企画が審査され、2023年1月13日の表彰式で優秀企画2作品が発表されました。
 
 選ばれた優秀企画は商品化され、今年の春以降、関東圏内の約4800店のローソン店舗にて販売を予定しています。

 
■商品化が決定した優秀企画
 
メシカツオピタパン

■商品名
カツオピタパン
■商品の説明
商品のターゲット層は若い世代のeスポーツプレイヤー、健康にあまり気を使っていないが、健康になりたいと思っている人、満足な睡眠を取れていない人。
ターゲット層の多くの悩みでもある魚介類の摂取不足や睡眠不足を解消する栄養素が多く含まれるカツオを食材として選び、商品は手を汚さず片手で食べることができる形状のピタパンを採用。
■所属校
N/S高
■チーム名
N/S高 チーム22

※商品の販売価格は未定です。

 
メシぱくぱくプロテインど~なつ

■商品名
ぱくぱくプロテインど~なつ
■商品の説明
疲弊した脳を回復される糖分と、腹持ちをよくするためのプロテインはマストで使用することを決め、プロテインとドーナッツという組み合わせの意外性がコンビニの店頭で目を引くと考えて商品はドーナッツを採用。
ミルクチョコ、ホワイトチョコ、ストロベリーの3種類の味を入れることで最後まで飽きずに食べられるように仕上げた。
■所属校
水海道第二高等学校
■チーム名
水海道二高 Bチーム

※商品の販売価格は未定です。

 
■その他受賞作品
 
■KADOKAWA&DWANGO賞
■商品名
BerryBibit! ブルーベリーソースの焼肉サンド
■チーム名
N/S高 チーム16
■所属校
N/S高

 
■FAV gaming賞
■商品名
ちゅるきゅんぽっぷケーキ
■チーム名
N/S高 チーム4
■所属校
N/S高

 
■茨城県知事賞
■商品名
ブーストトルティーヤ
■チーム名
N/S高 チーム17
■所属校
N/S高

 
■プロジェクトN『e-SPORTSメシ開発プロジェクト』概要
 
e-SPORTSメシ開発プロジェクト

■実施期間
2022年9月9日(金)~2023年1月20日(金)
■授業構成
09月09日(金):導入、プロジェクトについての説明
09月30日(金):N/S高e スポーツ部所属プレイヤーへのインタビュー
10月07日(金):参加校横断の意見交換会
10月21日(金):中間発表(プロゲーマーやeスポーツ業界人からのフィードバック)
11月11日(金):講義「パッケージデザインについて」
12月02日(金):最終発表予選会
12月16日(金):プレゼンテーション大会
01月13日(金):表彰式
01月20日(金):振り返り

※授業は各校単位・各校内において、各校の担当教員が行いました。
※講演と発表は3校合同で行いました。
■参加生徒
N/S高、茨城県立水海道第二高等学校の家政科、商業科の生徒約160名
(N/S高29チーム、茨城県立水海道第二高等学校13チームの計42チームが参加)

 
■プロジェクトNとは
 
 プロジェクトNは、N/S高通学コースにおいて2018年から実施してきた課題解決型授業の総称で、様々な企業や官公庁と連携し、生徒が実際の社会の課題の解決に取り組むプログラムです。
 2020年10月には社会的な価値が優れた物事に送られる「グッドデザイン賞」を受賞しています。
 
■プロジェクトN
https://nnn.ed.jp/course/commute/curriculum/pbl/project/

 
■茨城県立水海道第二高等学校について
 
■所在
茨城県常総市
■校長
海老沼正

 明治44年に設立された創立111年目の全日制高校で、家政科、商業科、普通科の3学科が設置されており、各学科の特長を活かした教育活動を展開しています。現在の生徒数は679名(2022年7月現在時点)。
 各学科の主な学びは、家政科では充実した調理、被服、保育等の実習施設や設備の中で、技術検定等のチャレンジやインターンシップをとおし、「現代のライフスタイルを探求しながら、進路に直結した学習」をしています。商業科では、企業会計、マーケティング、情報処理をコンピュータ室、商業実践室など充実した情報機器や設備の中で、学習の成果を各種検定試験受験(全商検定、日商検定、IPA等)へのチャレンジを積極的に行っています。
 「これからの生活に一番役に立つ実学(商業=ビジネス)の学び」をとおし、それぞれ専門的な知識や技術を学んでいます。家政科、商業科、普通科の3学科がお互い切磋琢磨して、「君の未来を切り拓け。楽しい学びがここにある。」を実践している高校です。

 
■学校法人角川ドワンゴ学園 N高等学校、S高等学校について
 
■N高等学校 本校
沖縄県うるま市
■校長
奥平博一
■S高等学校 本校
茨城県つくば市
■校長
吉村総一郎

 N高等学校、S高等学校はインターネットと通信制高校の制度を活用した“ネットの高校”で、現在の生徒数は両校合わせて23,013名(2022年9月時点)。
 「IT×グローバル社会を生き抜く“総合力”を身につける多様なスキルと多様な体験」を掲げ、今のネット社会に合った新しい教育を実践しています。授業やレポート提出をネットで行うことで自分のペースで学べる高校卒業資格のための必修授業の他に、大学受験やプログラミング、小説、ゲーム、ファッション、料理、美容など多彩なネットでの課外授業や、全国各地で行う職業体験により、社会で役立つスキルや経験も高校時代に身につけられるカリキュラムが特徴です。
 ネットコース、通学コース、オンライン通学コース、通学プログラミングコースの4つのコースから選択できます。
 また、日々の学習は映像学習だけでなく、バーチャル技術を活用した体験型の学びを行うこともできます。関連スクールには教育機会確保法に基づくN中等部、小中学生向け実践的プログラミングスクールのN Code Laboなどがあります。
 
■公式サイト
https://nnn.ed.jp/
■公式Twitter
https://twitter.com/nhigh_info