2022年4月23日(土)から4月30日(土)の計8日間に渡って、インターネットの祭典「ニコニコ超会議2022」が開催されました。このイベントレポートでは、2022年4月29日(祝・金)および、30日(土)の二日間、幕張メッセイベントホールで行われた「超歌舞伎 Supported by NTT」の模様をお届けしています。
以下、プレスリリースより。
■超歌舞伎『永遠花誉功』を披露!
2016年にスタートしてから今年で7年目、ますます進化する「超歌舞伎」が、4月29日・30日、幕張メッセで開催された。日本最大級のインターネットの祭典「ニコニコ超会議2022」の目玉イベント。歌舞伎俳優である中村獅童とボーカロイドキャラクター初音ミクが競演し、両者の世界観が見事に融合する全く新しい形の歌舞伎作品として毎回話題を呼んでいる。
今回は新作『永遠花誉功(とわのはなほまれのいさおし)』が登場。会場に駆けつけた超歌舞伎ファンはもちろん、オンライン視聴のニコニコユーザーも熱狂し、随所に新しい技術と試みが詰まった革新的な作品を2日間で約59.6万人、4月23日(土)から配信した過去作品5本と本公演を合わせネット総来場数約115万人を記録した。
■中村獅童&初音ミク、再会への喜びの口上
まずは口上。裃(かみしも)姿の獅童から、「ただいまー!」という呼びかけと共に、今年も「超歌舞伎」が上演できる喜びと感謝が伝えられた。コロナ前であれば会場から大向うが飛び交うところだが、残念ながら今は掛け声禁止。かわりに「ペンライトを振って声援を送ってほしい」と獅童が呼びかけると、求めに応じた観客がすぐさまペンライトを点灯。
「これが超歌舞伎だよね」と笑顔を見せた獅童の言葉の端々には、しみじみとした嬉しさが滲む。7年目となると、舞台と客席、双方の息の合い方もバッチリだ。続いて初音ミクも登場し、両人が並んで挨拶。「あとは芝居をやるだけだぜ!!」というロックな叫びを合図に、ダイナミックなオープニング映像へなだれ込み、観るものを一気に「超歌舞伎」の世界へさらっていった。
■歴史的大事件をもとにした新作
今回の新作『永遠花誉功』は、中大兄皇子(後の天智天皇)が蘇我入鹿を討った「乙巳の変(いっしのへん、645年)」が題材。「大化の改新」の発端であり、歌舞伎や文楽の演目として知られる『妹背山婦女庭訓(いもせやまおんなていきん)』のモチーフにもなった歴史的な政変に、cosMo@暴走Pによる楽曲「初音ミクの消失」を絡め、スピーディーにストーリーが展開する(脚本=松岡亮、演出・振付=藤間勘十郎)。
悪に立ち向かう金輪五郎今国(中村獅童)の活躍、ヒロイン太宰少弐息女苧環姫(初音ミク)が抱える秘密、帝位を狙う蘇我入鹿(澤村國矢)の巨大な悪を主軸に、苧環姫の母である太宰少弐後室定高(中村蝶紫)、入鹿家臣である宮越玄蕃(片岡千次郎)や荒巻弥藤次(中村いてう)、中納言安倍行主(中村獅一)といった個性的なキャラクターが物語を盛り上げる。
■お馴染みの一座に初参加組も加わりパワーアップ!作品をさらに面白くする俳優たち
獅童演じる金輪五郎は天下を牛耳った入鹿の子分になっているが、これは敵を欺く偽りの姿。実は正義のために“打倒入鹿”を胸に秘めていて……という役どころだ。
悪龍が宿り、横暴の限りを尽くす入鹿を演じる國矢は大きく、迫力たっぷり。娘である苧環姫への愛をじっくり見せた蝶紫の、情ある演技も印象的だった。今回初参加の千次郎&いてう扮する入鹿家臣は道化役。コミカルなやり取りで客席をドカンと大いにわかせる。安倍行主を演じた中村獅一は品よく、また俳優としての出演だけではなく、「超歌舞伎」では立師としても活躍。様式美をしっかり見せながら工夫を凝らした立ち廻りや、バク転、側転、ジャンプと、アクロバティックな技を生き生きと見せる俳優たち、舞台を華やかに彩り、舞い踊る女流舞踊家たちと、超歌舞伎ならではの多彩な顔ぶれが揃った座組は今年も健在だ。
■切ない思いを胸に……初音ミクの告白
より立体的に、よりクリアに、より繊細になったミクの姿と動きにも驚かされた。目の表情もイキイキと、着物の質感もふわりと柔らか、しっとり唄い踊る姿も、指先まで美しくあでやかだ。憎き入鹿の妻にと所望され、もし命令を断れば打首……無理難題を突きつけられた苧環姫は、「実は私は、三年前に病で亡くなった姫の絵姿」と告白。自分は金輪五郎への恋煩いで亡くなった姫の、“形代”であると語るやいなや、屏風の中にみるみると吸い込まれ、ピタッと絵に変身する場面は魔法のように鮮やか!
「ボクは生まれ そして気づく 所詮 ヒトの真似事だと 知ってもなおも歌い続く永遠(トワ)の命 VOCALOID」……cosMo@暴走Pによる楽曲「初音ミクの消失」の歌詞からインスピレーションを得てつくられた今回のミクの役どころは、どんなにリアルな存在になっても、人そのものにはなれないボーカロイドの“さだめ”が重ねられ、より切ない風情と魅力を放った。
■幼き勇士、陽喜演じる金輪小五郎陽国の活躍、進化&深化する最新技術
そしてこの公演最大のサプライズ、獅童の長男・陽喜くんが登場! 演じるは金輪五郎の息子、幼き勇士、金輪小五郎陽国。小さな体で勇ましく見得を切り、派手な立ち廻りをやってのける姿はスターの輝き。NTTが開発した超高臨場感通信技術「Kirari!」を活用した“分身の術”によって、金輪小五郎が何人も出現して敵を惑わすという大技も披露。わずかな色の違いでも被写体と背景を識別して、リアルタイムに精度高く俳優の姿を切り出せるNTTならではのデジタル技術も堪能した。
■感動を呼ぶクライマックス、数多の人の言の葉を!
「超歌舞伎」では、獅童がキマると「萬屋(よろずや)!」、初音ミクは「初音屋!」とユーザーのコメントが画面に踊る。ユニークなのは、女流舞踊家たちには「花びら屋!」、そしてNTTの技術にまで「電話屋(でんわや)!」と、ユーザーが発明した自由な大向うが掛かるところ。さまざまな思いが大量のコメントによって可視化され、舞台と観客と「それぞれの場所」で画面を見つめるユーザーとが一体感を感じたことだろう。
金輪五郎と入鹿が相撲をとる場面に、バッと土俵が組み上がるアニメーションがプロジェクションマッピングされた場面の楽しさは、荒事のダイナミズムの最新形。
「誠の苧環姫が恋焦がれしあなた様のお役に立てるは、わらわも本望」……後半、入鹿との壮絶な戦いによって手負いとなった、金輪五郎のピンチを救ったのは苧環姫だ。不思議なパワーによって入鹿を屏風の中に封じ込め、姫が悪を懲らしめダメージを与える一騎打ちでは、空間を3Dデータ化し即時に3D映像を生成できる、「ボリュメトリック技術」を取り入れた迫力ある映像美に驚いた。
戦いが終わり、次第次第に消えてゆく姫の姿は、胸が苦しくなる切なさ。金輪五郎が「(ミクのテーマカラーである)緑の色の灯火と数多の人の言の葉を」と呼びかけると観客は即座に緑色のペンライトを灯し、画面もユーザーが打ち込む緑文字一色に。金輪五郎が振るった大鎌で入鹿は首をはねられ、悪は滅び、世界に平和が訪れた。
最後は獅童が、歌舞伎ならではのケレン味溢れる退場方法である「六方」に、観客を煽るジェスチャーを織り交ぜた「煽り六方」で引っ込み。文句なしにカッコいい!
■熱狂のフィナーレ、カーテンコール
カーテンコールでは、獅童がライブコンサートのように客席を「もっと来い!」と盛り上げ会場はさらにヒートアップ。父親の動きを真似しているのか、陽喜くんが小さな手を揺らし、“煽り”のジェスチャーをしていたのも愛らしい。これぞエンターテインメント、大量の紙吹雪が降り注ぎ、最高潮の盛り上がりと熱狂の中いつまでも拍手が鳴り響いた。
今年の夏は、本作を携え、福岡・博多座、名古屋・御園座、東京・新橋演舞場、京都・南座での公演も予定されている。
■超歌舞伎 Supported by NTT 公演概要
■『ニコニコ超会議2022 Supported by NTT』開催概要
以下、プレスリリースより。
■超歌舞伎『永遠花誉功』を披露!
2016年にスタートしてから今年で7年目、ますます進化する「超歌舞伎」が、4月29日・30日、幕張メッセで開催された。日本最大級のインターネットの祭典「ニコニコ超会議2022」の目玉イベント。歌舞伎俳優である中村獅童とボーカロイドキャラクター初音ミクが競演し、両者の世界観が見事に融合する全く新しい形の歌舞伎作品として毎回話題を呼んでいる。
今回は新作『永遠花誉功(とわのはなほまれのいさおし)』が登場。会場に駆けつけた超歌舞伎ファンはもちろん、オンライン視聴のニコニコユーザーも熱狂し、随所に新しい技術と試みが詰まった革新的な作品を2日間で約59.6万人、4月23日(土)から配信した過去作品5本と本公演を合わせネット総来場数約115万人を記録した。
■中村獅童&初音ミク、再会への喜びの口上
まずは口上。裃(かみしも)姿の獅童から、「ただいまー!」という呼びかけと共に、今年も「超歌舞伎」が上演できる喜びと感謝が伝えられた。コロナ前であれば会場から大向うが飛び交うところだが、残念ながら今は掛け声禁止。かわりに「ペンライトを振って声援を送ってほしい」と獅童が呼びかけると、求めに応じた観客がすぐさまペンライトを点灯。
「これが超歌舞伎だよね」と笑顔を見せた獅童の言葉の端々には、しみじみとした嬉しさが滲む。7年目となると、舞台と客席、双方の息の合い方もバッチリだ。続いて初音ミクも登場し、両人が並んで挨拶。「あとは芝居をやるだけだぜ!!」というロックな叫びを合図に、ダイナミックなオープニング映像へなだれ込み、観るものを一気に「超歌舞伎」の世界へさらっていった。
■歴史的大事件をもとにした新作
今回の新作『永遠花誉功』は、中大兄皇子(後の天智天皇)が蘇我入鹿を討った「乙巳の変(いっしのへん、645年)」が題材。「大化の改新」の発端であり、歌舞伎や文楽の演目として知られる『妹背山婦女庭訓(いもせやまおんなていきん)』のモチーフにもなった歴史的な政変に、cosMo@暴走Pによる楽曲「初音ミクの消失」を絡め、スピーディーにストーリーが展開する(脚本=松岡亮、演出・振付=藤間勘十郎)。
悪に立ち向かう金輪五郎今国(中村獅童)の活躍、ヒロイン太宰少弐息女苧環姫(初音ミク)が抱える秘密、帝位を狙う蘇我入鹿(澤村國矢)の巨大な悪を主軸に、苧環姫の母である太宰少弐後室定高(中村蝶紫)、入鹿家臣である宮越玄蕃(片岡千次郎)や荒巻弥藤次(中村いてう)、中納言安倍行主(中村獅一)といった個性的なキャラクターが物語を盛り上げる。
■お馴染みの一座に初参加組も加わりパワーアップ!作品をさらに面白くする俳優たち
獅童演じる金輪五郎は天下を牛耳った入鹿の子分になっているが、これは敵を欺く偽りの姿。実は正義のために“打倒入鹿”を胸に秘めていて……という役どころだ。
悪龍が宿り、横暴の限りを尽くす入鹿を演じる國矢は大きく、迫力たっぷり。娘である苧環姫への愛をじっくり見せた蝶紫の、情ある演技も印象的だった。今回初参加の千次郎&いてう扮する入鹿家臣は道化役。コミカルなやり取りで客席をドカンと大いにわかせる。安倍行主を演じた中村獅一は品よく、また俳優としての出演だけではなく、「超歌舞伎」では立師としても活躍。様式美をしっかり見せながら工夫を凝らした立ち廻りや、バク転、側転、ジャンプと、アクロバティックな技を生き生きと見せる俳優たち、舞台を華やかに彩り、舞い踊る女流舞踊家たちと、超歌舞伎ならではの多彩な顔ぶれが揃った座組は今年も健在だ。
■切ない思いを胸に……初音ミクの告白
より立体的に、よりクリアに、より繊細になったミクの姿と動きにも驚かされた。目の表情もイキイキと、着物の質感もふわりと柔らか、しっとり唄い踊る姿も、指先まで美しくあでやかだ。憎き入鹿の妻にと所望され、もし命令を断れば打首……無理難題を突きつけられた苧環姫は、「実は私は、三年前に病で亡くなった姫の絵姿」と告白。自分は金輪五郎への恋煩いで亡くなった姫の、“形代”であると語るやいなや、屏風の中にみるみると吸い込まれ、ピタッと絵に変身する場面は魔法のように鮮やか!
「ボクは生まれ そして気づく 所詮 ヒトの真似事だと 知ってもなおも歌い続く永遠(トワ)の命 VOCALOID」……cosMo@暴走Pによる楽曲「初音ミクの消失」の歌詞からインスピレーションを得てつくられた今回のミクの役どころは、どんなにリアルな存在になっても、人そのものにはなれないボーカロイドの“さだめ”が重ねられ、より切ない風情と魅力を放った。
■幼き勇士、陽喜演じる金輪小五郎陽国の活躍、進化&深化する最新技術
そしてこの公演最大のサプライズ、獅童の長男・陽喜くんが登場! 演じるは金輪五郎の息子、幼き勇士、金輪小五郎陽国。小さな体で勇ましく見得を切り、派手な立ち廻りをやってのける姿はスターの輝き。NTTが開発した超高臨場感通信技術「Kirari!」を活用した“分身の術”によって、金輪小五郎が何人も出現して敵を惑わすという大技も披露。わずかな色の違いでも被写体と背景を識別して、リアルタイムに精度高く俳優の姿を切り出せるNTTならではのデジタル技術も堪能した。
■感動を呼ぶクライマックス、数多の人の言の葉を!
「超歌舞伎」では、獅童がキマると「萬屋(よろずや)!」、初音ミクは「初音屋!」とユーザーのコメントが画面に踊る。ユニークなのは、女流舞踊家たちには「花びら屋!」、そしてNTTの技術にまで「電話屋(でんわや)!」と、ユーザーが発明した自由な大向うが掛かるところ。さまざまな思いが大量のコメントによって可視化され、舞台と観客と「それぞれの場所」で画面を見つめるユーザーとが一体感を感じたことだろう。
金輪五郎と入鹿が相撲をとる場面に、バッと土俵が組み上がるアニメーションがプロジェクションマッピングされた場面の楽しさは、荒事のダイナミズムの最新形。
「誠の苧環姫が恋焦がれしあなた様のお役に立てるは、わらわも本望」……後半、入鹿との壮絶な戦いによって手負いとなった、金輪五郎のピンチを救ったのは苧環姫だ。不思議なパワーによって入鹿を屏風の中に封じ込め、姫が悪を懲らしめダメージを与える一騎打ちでは、空間を3Dデータ化し即時に3D映像を生成できる、「ボリュメトリック技術」を取り入れた迫力ある映像美に驚いた。
戦いが終わり、次第次第に消えてゆく姫の姿は、胸が苦しくなる切なさ。金輪五郎が「(ミクのテーマカラーである)緑の色の灯火と数多の人の言の葉を」と呼びかけると観客は即座に緑色のペンライトを灯し、画面もユーザーが打ち込む緑文字一色に。金輪五郎が振るった大鎌で入鹿は首をはねられ、悪は滅び、世界に平和が訪れた。
最後は獅童が、歌舞伎ならではのケレン味溢れる退場方法である「六方」に、観客を煽るジェスチャーを織り交ぜた「煽り六方」で引っ込み。文句なしにカッコいい!
■熱狂のフィナーレ、カーテンコール
カーテンコールでは、獅童がライブコンサートのように客席を「もっと来い!」と盛り上げ会場はさらにヒートアップ。父親の動きを真似しているのか、陽喜くんが小さな手を揺らし、“煽り”のジェスチャーをしていたのも愛らしい。これぞエンターテインメント、大量の紙吹雪が降り注ぎ、最高潮の盛り上がりと熱狂の中いつまでも拍手が鳴り響いた。
今年の夏は、本作を携え、福岡・博多座、名古屋・御園座、東京・新橋演舞場、京都・南座での公演も予定されている。
■超歌舞伎 Supported by NTT 公演概要
■演目名 |
『永遠花誉功(とわのはなほまれのいさおし)』 |
■日時 |
2022年4月29日(金)開場12時00分/開演13時00分~、開場15時00分/開演16時00分~ 2022年4月30日(土)開場12時00分/開演13時00分~、開場15時00分/開演16時00分~ |
■出演 |
金輪五郎今国:中村獅童 太宰少弐息女苧環姫:初音ミク 太宰少弐後室定高:中村蝶紫 蘇我入鹿:澤村國矢 入鹿家臣宮越玄蕃:片岡千次郎 入鹿家臣荒巻弥藤次:中村いてう 中納言安倍行主:中村獅一 ほか |
■脚本 |
松岡亮 |
■演出・振付 |
藤間勘十郎 |
■劇中曲 |
cosMo@暴走P作詞・作曲『初音ミクの消失』 ほか |
■主催 |
ニコニコ超会議実行委員会 |
■製作 |
松竹株式会社/株式会社ドワンゴ |
■制作協力 |
クリプトン・フューチャー・メディア株式会社 |
■超特別協賛/技術協力 |
NTT |
■券売価格 |
超プラチナチケット(アリーナ前列+特典):14,300円(税込) 超アリーナ席(アリーナ):8,300円(税込) ※「ニコニコ超会議2022」入場券つきの価格となります。 |
■『ニコニコ超会議2022 Supported by NTT』開催概要
■日時 |
2022年4月23日(土)~30日(土) ネット: 4月23日(土)~30日(土) リアル: 4月29日(金)10時~18時 4月30日(土)10時~17時 |
■主催 |
ニコニコ超会議実行委員会 |
■会場 |
リアル開催:幕張メッセ ネット開催:ニコニコ公式サイト・総合TOP |
■ニコニコ超会議 公式サイト |
https://chokaigi.jp/ |
■twitter公式アカウント |
https://twitter.com/chokaigi_PR |
■テーマソング |
「しろくろましろ」 作詩・作曲:松岡充/歌:「シロクマ」小林幸子×松岡充 |